皆さんは、「添え木とテーピング、どっちがいい?」と聞かれたことがありますか?
どっちがどういいんだか、さっぱり分からなかったので調べてみました。
ベッドの角に足の指をぶつけて、少し骨が欠けてしまった筆者の話。
\松葉杖にはなりませんでした/

添え木固定ってなんだ?
添え木(副木)とは、
- 石膏
- グラスファイバー
- アルミニウム
- 木
- 竹
- 合成樹脂
- 針金
などでできた細長い板のことで、シーネとも言います。
出展:骨折の治療法 -骨折ネット- より
添え木固定は、
- 骨折
- 脱臼
- 筋肉(腱や靱帯)の損傷
- 血管や神経の保護
- 術後創部の保護
などの外傷の際に使われ、弾性包帯やテープで患部を固定します。
患部の腫れがひくまでの、骨折の初期治療によく用いられます。
骨折のずれがそれほど大きくなく、安定の良い場所に使用される
家での応急処置的には、
- 箸
- 傘
- ものさし
- タオル
- 雑誌
- 新聞紙
- 段ボール
などを代用品として使用することも出来るとのこと。
覚えておいて損はなさそう!
\ギプスをしたままお風呂に入れる! カバー/

添え木固定の場合、厚みが出てしまうのが難点とのことです。
例えば今回の私のように、足の指の怪我だと、「添え木固定をすると、靴が履けなくなってしまう」とのことでした。
流石に普通に歩けないので、松葉杖が必要になって来ることもありますね。
三角巾で腕をつったりもあるかもしれません。
テーピング固定ってなんだ?

テーピングも固定療法の一種で、使用するテープは、
- 非伸縮性テープ
- 伸縮性テープ
- キネシオロジーテープ
の3種類があります。
テープの種類 | 用途 |
---|---|
非伸縮性テープ | テープが伸びないタイプのテーピング。 強く固定したいときや圧迫したいときに使用される。 |
伸縮性テープ | テープが伸びる性質をもつテーピング。 動きに対応できることから、軽度の固定をしたいときに使用される。 |
キネシオロジーテープ | 伸縮性のあるテープで筋肉の動きをサポートしてくれる。 |
サポートしたい筋肉や関節に、引き出したい効果に合わせた貼り方をすることで、
機能向上やケガの予防などに効果が期待できる!
また、テーピングには固定以外にも、
- 安静
- ケガの予防
- 運動機能の改善・向上
このような目的に使用することもあります。
あらかじめ対策をしておくことで、怪我を防止できるという事!
スポーツ選手がテーピングをしているのは、怪我をしているのではなく、運動機能の改善や向上のためだったんですね・・。
他には、
- ケガをした部位の補強
- 動きの制限
- 心理面の安定感
- 日常生活の怪我の緩和
- 肩こり・腰痛(身体)の機能改善
- スポーツ障害の改善
といった効果もあるそうです。
汎用性が高くて、結構便利ですね。
テーピング用テープがあればいいので、普段から万が一に備えて置いておくのもよさそうです。
\キネシオロジーテープ 使いやすいと評判/

テーピング固定の難点は、2~3日に1回はテープを取り替えないといけない点でしょうか。
1回はがれてしまったら、もう取り替えるしかないようです。
水ではがれることはないようなので、お風呂に入ることはできます。
しっかり水分をふき取る事を忘れないように注意です。
まとめ
今回のまとめです。
添え木固定は、がっちり固定
テーピング固定は、可動性のある固定
両者とも「患部を固定する」という目的には変わりがないようです。
添え木固定の方が、よりがっちりと固定される印象を持ちました。
今回、私はテーピング固定を選択しまして、靴を履くことも、松葉杖を使うこともなく済んでいます。
骨が折れていれば、テーピングでは固定できないですし、最悪手術ということもあるそうです・・。
全治二か月、皆さんもベッドの角にはご注意ください。
「添え木固定とテーピング固定、どっちがいい?」なんて聞かれる場面はそうそうないと思いますが、何かの役に立てば幸いです。
どっちって言われても・・。
それではまた次回。ランキングもよろしくお願いいたします。
