ハーフ・セラで原型づくり
前回、紙粘土の「ハーフ・セラ」でシリコンモールド用の原型を作りました。今回は実際シリコンモールドはできたのか、について記載しています。
\前回の記事はこちら/
ハーフ・セラとは
出典:ハーフ・セラ<紙粘土・白色> | ねんど専門ショップ ホビット より
株式会社日本教材製作所が作っている、軽量紙粘土です。
軽さと使いやすさの両方を追求した紙粘土で、手につきにくくソフトでなめらかな手触りで乾燥時の収縮が少ないのが特徴。
乾燥すると丈夫になります。価格は1個700円(税込)~。
色々な素材を芯材として使用できるので、フィギュアづくりも使えます。固まったらヤスリ掛けして表面を整えることも可能です。
シリコンモールドを作る
造形村 透明シリコン を2つ分で100g分使用しました。硬化時間はおおよそ24時間。
型取りブロックの周囲は、念のため透明テープでぐるりと留めています。
気泡は自然に抜けるのを待ちました。脱気器機をお持ちの方は、脱気すればより見た目と使い心地が良くなると思います。
レジンモールドとして使用するにあたり、気泡がない方がレジン液の気泡を取り除きやすいというのがありますね。
\型取りブロックはこちら/
\シリコンを流し込む底に/
造形村 透明シリコンとは
出典:造形村 透明シリコン 1kg | ボークス公式 ホビー天国オンラインストア より
造形村の透明シリコンは、「型取りシリコンゴム」です。臭いが少ないので作業性が非常に高いです。
硬化後の強度(引き裂き、割れ等)は高く、透明性と相まって抜群の利便性です。複雑な型取り作業にも威力を発揮。
気泡の抜けも良いので、硬化までに大きい気泡はあらかた抜けてくれます。
硬化剤もセットでついています。
\UV-LEDレジンのモールド作製に/
完成品はこちら
たれ耳うさぎの方は、型から取り出す際に耳の部分が壊れてしまいましたが、モールドの作製には問題ありませんでした。
モールド自体は、非常に細かい気泡が残っていますが、レジンの硬化に影響はありませんでした。
今回の作業で、ハーフ・セラでレジンモールドの原型が作れることが分かりました!
このモールドで寝そべっているうさぎの作品を作ってみます。
たれ耳うさぎのモールドはなかなか見かけないので、機会があればまた作ってみようと思います。
それではまた次回。ランキングもよろしくお願いいたします。
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