はじめに
社会の荒波に浮き輪で漂って10年近くになりますが、
いまだに自分の仕事に対する軸が出来ていない今日。
正社員、契約社員、バイト、派遣社員、書いてみたらある程度のやつはやってますね、おー。
こうなるとは、大学生のころは思わなんだ。
今の派遣先に居て、やっぱ仕事の内容より一緒に働く人の方が私にとって重要だな、と身に染みて感じています。仕事がいかに簡単、あるいは面白くても、指示を出す人間の中身や対応の方が私にとっては気持ちが良い方が良い、そう気づいたのでした。
そんなのを踏まえて、4月も近いし、仕事について今一度考えてみました。
(※先に断っておきますが、この記事には記事の途中に広告を入れています。閑話休題のためです)
何が自分にとって大事なのか『主軸』を決める
で、どんな仕事がしたいんだ、って考えてみると結局何にもしたくないんだよなー。
うーん、したくない、よりこの仕事がどんな仕事だか分からないから分からない。
大学は遺伝子の実験とかやっていて、まぁ楽しかったです。
教授からも大学院に行けば?と言われたんですが、なんかその想像も描けず。
私は言われたことをやるのはできますが、自分でものを考えて組み立てていくことは、おそらく苦手なのだと思います。
大学院へ進めば、研究者への入り口、自分で実験を組み立てて、予想を立てて、結果を見て考察する。
むーりだろうなーって。そもそもおつむも足りないだろうし、教授を前に質疑応答もむりむり。
やりたいこともないまま就活の流れに乗っかって、SE(システムエンジニア)になりました。
この職は2回経験するんですが、どっちも上司に恵まれなくて逃げました。
後者ではうつ病になり一時期障碍者手帳も持ってましたねー、懐かしいですね。
でね、やっぱ仕事の中身より、そこにいる人が良くないとダメなんだな、って思いました。
もちろんこの仕事が大好きで、嫌な人はまぁいるけど、それよりも仕事。
仕事をしていれば好き嫌いの1つや2つは我慢だよ、って意見ももっともです。
仕事って、やってみないと楽しさも辛さも分からないじゃないですか。
そこで、楽しさや辛さよりも先に、人間関係の辛さってくると思うんですよ。
先輩に質問したら、どういう反応を返されるか、でまず。
例えば教育担当なのにすごい話しかけづらい雰囲気を醸し出していて、いざ質問したらしらねーよ!と怒鳴られるとか。
あるいはノートに図を描きながら丁寧に教えてくれるのか。
両方経験しましたが、後者の人は転職していきましたね~。
と、私の場合、仕事の楽しさを経験するより前に、あるいはそれを上回るほどの人間関係の辛さがありました。
・・もちろん仕事も楽しくなかった。残念ながら。
もし、仕事とかで悩んでいる方がいたら、
仕事が好きか嫌いか、人間関係が好きか嫌いか、も考えてみると良いかもしれません。
両方はなまるな職場なんてそうそう無いと思いますが、
何を自分は重んじているのか、ってのを認識しておくだけでも随分違うのではないでしょうか。
3年務めてなんちゃら~って実際に言われたことあるんですけど、
3年かけて多分、仕事の楽しさとか人間関係を自分なりに経験して、そこでどう舵をきるか、って事なんでしょうね。
やってる本人は、一刻も早く逃げたい気持ちでいっぱいなんですけどね。
逃げる、っていうのは初めはすごく大変です。
せっかく入った会社を辞める。
周りもいろいろ言います。
でも、嫌なもんは嫌だし、調子も悪くなったら大変だ。
午前三時まで寝られなくて、辛かったあの頃には戻りたくないですね。
そこから何回も職をふらふらしています(派遣社員だからさ)。
逃げ癖というかもしれませんが、危機回避能力だと思いましょう。
1回、自分やばいぞ、と思った事がある、そしてそこから逃げた。
いいじゃないですか、間に合いましたよ!
この世からさよならする前に逃げられた!最高じゃないですか。
追い詰められてしまうと、さよならするしかないと思いがちですが、それは最終手段です。
30年後ぐらいのね。
さいごに
今回は私なりに人生の『軸』ってのは大事だなって思ったので、皆さんとも共有しようと思って書きました。派遣社員になってから、いろんな会社に行っては面談だけで終わったり、短い期間で終わったり、あるいは長く務めた末に辞めたりしています。そんな中で、一瞬でも「あ、この人と合わないな」って思ったら、直感を信じて回避したり、初めの契約で辞めるとかする方が、双方にそっていいなーって思いました。
それでは次回はまたいつもの感じに戻ろうと思います。ではでは。逃げるが、勝ち。
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